HZGグループが6000万ユーロ規模のアディティブ・マニュファクチャリング業界向けファンドを創設

ドイツのベンチャーキャピタルのHZGグループが6000万ユーロ(約85億3200万円)規模のアディティブ・マニュファクチャリング業界向け投資ファンドを創設して話題になっている。

HZGアディティブ・マニュファクチャリング・テックファンドと名づけられた投資ファンドに出資したのはドイツの機関投資家や個人投資家。出資者の中にはドイツのハイエンドメタル3Dプリンターメーカーのコンセプトレーザーの創業者も含まれているという。HZGアディティブ・マニュファクチャリング・テックファンドは、主にドイツ国内のアディティブ・マニュファクチャリング関連スタートアップ企業へ投資してゆくとしている。

HZGグループの創業者でマネージングパートナーのフランク・ハーゾッグ氏は、「我々のオファーが多くの投資家にとって魅力的であることは想定していました。それにしても、これほど速くお金が集まったことについては驚いています。我々の経験とアディティブ・マニュファクチャリング業界における豊富なトラックレコードを活かし、業界を次の次元へ導く若い起業家たちを支えてゆきたいと思います」とコメントしている。

HZGグループは2017年設立。3Dプリンティングを含むハイテク系スタートアップ企業を中心に投資している。