アメリカの3Dプリンターメーカーでニューヨーク証券取引所上場のマークフォージドが2022年度第一四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は2190万ドル(約28億4700万円)で、前年同期の2010万ドル(約26億1300万円)から8.6%増加した。
2022年度通年での売上高については、1億1400万ドル(約148億2000万円)から1億2300万ドル(約159億9000万円)のレンジを見通している。
2022年度第一四半期決算についてマークフォージドの社長兼CEOのシャイ・テレム氏は、「マークフォージドはアディティブ・マニュファクチャリング業界における差別化されたプレーヤーです。我々のバランスシート(財務内容)とトラックレコードは突出しています。我々の高品質なエンドユーズマニュファクチャリングアプリケーションへのフォーカスは、今日の困難なサプライチェーンの課題を解決します。我々は、今後もさらにオーガニックなプロダクトイノベーションを加速し、市場の拡大を図ってゆきます」とコメントしている。
マークフォージドは2013年設立。マサチューセッツ州ケンブリッジに拠点を置き、産業用カーボンファイバー3Dプリンターなどを製造している。同社の3Dプリンターは、これまでにGoogle、テスラ、Amazon、アメリカ空軍、NASAなどに採用されている。