アメリカの大手デジタルマニュファクチャリングサービスビューローのプロトラブズが、2022年度第一四半期決算を発表した。それによると、同期間中の売上高は1億2420万ドル(約161億4600万円)で、前年同期の1億1610万ドル(約150億9300万円)から6.9%増加した。買収したオンライン3Dプリンティングプラットフォームのハブズの売上高は1030万ドル(約13億3900万円)で、前年同期比で78.6%のプラスとなった。
また、同期間中にプロトラブズが製造した点数は23,492点で、修正後EBITDA(利子、税、減価償却前利益)は1780万ドル(約23億1400万円)だった。
プロトラブズの社長兼CEOのロブ・ボーダー氏は、「一月はスロースタートでしたが、2022年度第一四半期を良いフィニッシュで終わらせることができました。これまでにないほどの数の企業がマニュファクチャリング4.0を導入しつつあり、プロトラブズは戦略通り変革をリードしてゆきます」とコメントしている。
プロトラブズは1999年設立。ミネソタ州メープルプレーンズに拠点を置く3Dプリンティングサービスビューロー。アメリカをはじめイギリス、ドイツ、日本でも事業を展開している。同社はニューヨーク株式市場に上場している。