Raise3DがシリーズCファンディングで1581万ドルの資金調達に成功

米カリフォルニア州アーバインに拠点を置く3DプリンターメーカーのRaise3Dが、シリーズCファンディングで1581万ドル(約18億1815万円)の資金調達に成功した。出資したのは複数のベンチャーキャピタルで構成される投資シンジケート。バリュエーションなどの投資の詳細については明らかにされていない。

資金調達についてRaise3Dのエドワード・フェンCEOは、「この資金調達により、より大型の製品を開発して市場に投入することが可能になります。また、ハイプレシジョン・マニュファクチャリングを実現するためのアプリケーションやフィラメントの開発にも資金を投資してゆきます。さらに今後も研究開発に投資し、メタル、セラミクス、ファイバー配合フィラメントなどのハイパフォーマンス・3Dプリンティングマテリアルを開発してゆきます」とコメントしている。

Raise3Dは2014年設立。主にFDM方式のデスクトップ3Dプリンターを製造している。同社の3Dプリンターは、2022年2月までに全世界の1万人以上のユーザーに利用されている。Raise3Dの3Dプリンターは、日本では日本3Dプリンター株式会社が販売している。