アメリカの3Dプリンティングサービスビューロー大手プロトラブズが、2021年度第四四半期決算を発表した。それによると、同期間中の売上高は1億2400万ドル(約142億6000万円)で、前年同期の1億500万ドル(約120億750万円)から18%増加した。2021年度通年の売上高は4億8800万ドル(約561億2000万円)で、前年比で12%増加した。グローバルサプライチェーンのロジスティクス停滞が続く中、底力を見せつける結果となった。
プロトラブズのロブ・ボーダー社長兼CEOは、「第四四半期のパフォーマンスをとても喜ばしく思っています。当初の期待を上回る成長と売上を見せてくれました。多くの会社と同様、プロトラブズは2021年度第四四半期において多くの困難に見舞われました。しかし、2021年度を通じてそれらを乗り越え、投資を行ってきました。経営環境は未だに厳しい状況が続いていますが、我々のビジネスのポテンシャルと市場機会は成長を続けています」とコメントしている。
プロトラブズは1999年設立。ミネソタ州メープルプレーンズに拠点を置く3Dプリンティングサービスビューロー。アメリカをはじめイギリス、ドイツ、日本でも事業を展開している。同社はニューヨーク株式市場に上場している。