デスクトップメタルがエンビジョンテックをETECにリブランド

アメリカの3Dプリンターメーカーでニューヨーク証券取引所上場のデスクトップメタルが、昨年2021年に買収したDLP3Dプリンターメーカーのエンビジョンテックを新たにETECにリブランドする。ETEC(イーテック)という新社名とともに、カンパニーロゴも一新される。

ETECは2002年設立。独自開発したDLP3Dプリンターを、主に医療、歯科医療、ジュエリーなどの産業セクターのユーザーへ提供してきている。昨年にデスクトップメタルに買収され、同社のヘルスケア領域進出の基盤となっている。

デスクトップメタルの創業者でCEOのリック・フュロップ氏は、「デスクトップメタルのインテグレーション戦略は、顧客と顧客のアプリケーションニーズにフォーカスし、ボリュームプロダクションにアディティブ・マニュファクチャリング2.0テクノロジーを展開することです。ETECとデスクトップヘルスのローンチは、ヘルスケアの領域への我々のコミットメントを象徴するものです」とコメントしている。

デスクトップメタルは近年、大型の企業買収を繰り返している。直近ではドイツのハイエンド3DプリンターメーカーのExOneの買収を完了し、完全子会社化している。