nトポロジーがシリーズD投資で6500万ドルを調達

ニューヨークに拠点を置く次世代3Dモデリングソフト開発のnトポロジーが、シリーズD投資で6500万ドル(約74億1000万円)を調達した。出資したのは投資会社タイガー・グローバルマネジメントを筆頭とする投資シンジケート。オールドシップ・グループ、ルーツ・ベンチャーズ、カナーン・パートナーズ、ヘイスタック、インサイト・パートナーズなどのベンチャーキャピタルも参加している。今回の資金調達により、nトポロジーが調達した資金の総額は1億3500万ドル(約153億9000万円)となった。

nトポロジーの創業者でCEOのブラッドリー・ローゼンバーグは、「エンジニアのキャリアを始めて間もない頃から、CADなどのエンジニアリングソフトウェアがイノベーティブなデザインを阻害するボトルネックになっていると感じていました。我々のソフトウェアはそうしたエンジニアの問題を解決し、アディティブ・マニュファクチャリングのパワーを最大限に活用することを支援します。そして、CADのようなレガシーツールとのギャップを埋めます」とコメントしている。

nトポロジーは2015年設立。アディティブ・マニュファクチャリングに特化した次世代3Dモデリングソフトを開発している。同社のソフトウェアは、フォードモーターズ、ロッキードマーティン、ハネウェル、エマーソン、ウィルソンなどに採用されている。