プロトラブズが2021年度第三四半期決算を発表

アメリカの3Dプリンティングサービスビューロー大手プロトラブズが、2021年度第三四半期決算を発表した。それによると、同期間中の売上高は1億2500万ドル(約142億5000万円)で、前年同期の1億800万ドル(約123億1200万円)から17%増加した。

部門別の売上高では、射出成型事業の売上高が5800万ドル(約66億1200万円)で、前年同期比で12%増加した。CNCマシニング事業の売上高は4400万ドル(約50億1600万円)で、前年同期比で33%増加した。3Dプリンティング事業の売上高は1900万ドル(約21億6600万円)で、前年同期比で19%増加した。シートメタル事業の売上高は500万ドル(約5億7000万円)で、前年同期比で16%増加した。

2021年度第三四半期決算について、プロトラブズのロバート・ボーダー社長兼CEOは、「売上高は17%増加しましたが、利益が低下したことを残念に思っています。売上高は想定の範囲内でしたが、利益は我々の期待値を下回りました。計画を達成するためにいくつかの対策を立てていますが、季節的な売上減少や現在進行中のヨーロッパ市場の停滞などにより、かならずしも期待する結果にならないかもしれません」とコメントしている。

プロトラブズは1999年設立。ミネソタ州メープルプレーンズに拠点を置く3Dプリンティングサービスビューロー。アメリカをはじめイギリス、ドイツ、日本でも事業を展開している。同社はニューヨーク株式市場に上場している。