スティーブン・ゴンザレス氏とアライン・ハルス氏がRobozeのアドバイザリーボードメンバーに就任した。スティーブン・ゴンザレス氏はNASAに30年勤務し、各種のプロジェクトマネジメントなどを行ってきた。アライン・ハルス氏は、シリコンバレーに拠点を置くベンチャーキャピタルのクロスリンク・キャピタルのパートナーを務め、主に半導体業界のスタートアップ企業などへ投資を行っていた。
両氏のアドバイザリーボードメンバー就任について、Robozeの創業者でCEOのアレッシオ・ロルーソ氏は、「スティーブン・ゴンザレス氏とアライン・ハルス氏を我々のアドバイザリーボードにお迎えすることを歓迎します。スティーブンは宇宙産業における最も経験を積んだマネージャーの一人です。NASAにおける最も革新的なプロジェクトをいくつも率いてきました。我々の業界においても、パフォーマンスや品質を向上させてくれると確信しています。また、アラインの経験とスキルは、我が社をテクノロジーとファイナンスの両面において最適な方向へ導いてくれるでしょう」とコメントしている。
Robozeは2013年設立、イタリアのバーリに拠点を置く3Dプリンターメーカー。航空宇宙や自動車などの業界ユーザーを中心にユーザーを増やしている。RobozeのARGO500 3Dプリンターは、500mm X 500mm X 500mm の造形サイズを持つFDM方式の3Dプリンターで、PEEK、ULTEM、AM9085F、カーボンPAなどのエンジニアリングポリマーを素材に造形出来る。