プロッドウェイズが2021年度第二四半期決算を発表

フランスの3Dプリンターメーカーのプロッドウェイズが、2021年度第二四半期決算を発表した。発表によると、同期間中の売上高は1700万ユーロ(約21億2500万円)で、前年同期比で54%の増加となった。システム部門の売上高が前年同期比で60%のプラスとなり、全体を引き上げた。3Dプリンターの売上も前年同期の倍となった。

システム部門では、3Dプリンティングソフトウェア、3Dプリンター用素材、サービスの、すべての売上がパンデミック前の水準を上回った。特に医療セクターでの売上が増加し、大手歯科医療企業ストラウマン・グループの売上増加などが影響した。

プロッドウェイズは、2021年度通年の売上高も対前年比で60%のプラスになると見込んでいる。

プロッドウェイズは、2018年7月にアメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスからハイプレシジョン・ワックス3Dプリンタ-メーカーのソリッドスケープを買収し、産業セクターでの顧客基盤を拡大していた。

プロッドウェイズは2013年設立。独自開発したムービングDLP技術を使ったSLA方式のハイエンド3Dプリンタ-を製造している。