アメリカの大手アディティブ・マニュファクチャリング・サービスビューローのプロトテック・ホールディングスが、同業者のミッドウェスト・プロトタイピングを買収した。両者の合併により、アメリカ最大クラスのアディティブ・マニュファクチャリング・サービスビューローが誕生した。
プロトテックは、シートメタルファブリケーションなどのローボリューム・マニュファクチャリングを得意とするサービスビューロー。一方のミッドウェスト・プロトタイピングは、社名の通りプロトタイピングを得意としている。合併後の新会社は、プロトタイピングからマニュファクチャリングまでワンストップで提供することが可能になる。
プロトテックのウィリアム・グレスCEOは、「ミッドウェスト・プロトタイピングのチームは、我々のサービスラインアップをさらに拡充してくれます。プロトタイピングからローボリューム・マニュファクチャリングまで、お客様のニーズに幅広く対応できます。両チームが一丸となってハイエンドのデジタルマニュファクチャリング・ソルーションを提供してゆきます」とコメントしている。
買収後のCEOにはプロトテックのグレスCEOが引き続き就任する。ミッドウェスト・プロトタイピングの創業者で社長のスティーブ・グルンダール氏は、アディティブ・マニュファクチャリング担当副社長に就任する。