ドイツの3Dプリンティングソフトウェアメーカーの3ユアマインドが、シリーズA+投資で1240万ドル(約13億6400万円)の資金調達に成功した。出資したのはドイツのLBBWVC、スイスのVerveベンチャーズ、UVCパートナーズなどのベンチャーキャピタル。出資比率やバリュエーションなどの詳細については明らかにされていない。今回の調達により、同社が調達した資金の総額は6回のラウンドで3200万ドル(約35億2000万円)となった。
3ユアマインドは、調達した資金を開発中の3Dデジタライゼーション・マニュファクチャリング・プラットフォームのバージョンアップなどに投じるとしている。
3ユアマインドのプラットフォームは、これまでにドイツ鉄道、ボッシュなどを含む航空宇宙、防衛、自動車、ヘルスケアなどの多数の産業ユーザーに採用されている。
3ユアマインドは2014年に、ドイツの大手メタル3DプリンターメーカーのEOSが設立したEOSアディティブ・マニュファクチャリング・ベンチャープログラムなどの出資を受けて設立された。3ユアマインドには、これまでにドイツ投資銀行、ヨーロッパ地域開発基金などの公的機関も出資している。