ウサマ・ファヤド氏がポストプロセス・テクノロジーズの取締役に就任した。ファヤド氏は世界的なデータ分析、人工知能(AI)の専門家で、NASAジェット推進研究所やマイクロソフトなどで人工知能関連プロジェクトなどを率いていた。ファヤド氏はまた、ヨルダン政府が設立した国営テクノロジーアクセラレーターの会長なども歴任している。
ファヤド氏はミシガン大学でコンピューターエンジニアリングの博士号を取得し、100点以上の技術論文を発行し、20の特許を取得している。論文の主なテーマはビッグデータ、プレディクティブ・アナリティクス、AIデータサイエンス、データマイニング、データマネタライジング戦略、テクノロジー・スタートアップ・アクセラレーションなどとなっている。
ファヤド氏の取締役就任について、ポストプロセス・テクノロジーズのジェフ・マイズCEOは、「ウサマと彼が持つデータフォーカスのスキルセットをポストプロセス・テクノロジーズの取締役会へ迎え入れることを歓迎します。データコネクティビティは我々の仕事にとって極めて重要な差別化要因であり、ウサマが持つ世界レベルでの技術的知見に大いに期待しています」とコメントしている。
ポストプロセス・テクノロジーズはニューヨーク州バッファローに拠点を置くスタートアップ企業。3Dプリンティング後にサポート材のクリーニングやサーフェスフィニッシュなどのポストプロセスを行う。独自開発したソフトウェアとハードウェアを使い、ほぼ自動でポストプロセスを行っている。