ギラード・ギャンズ氏がRobozeのアドバイザリーボードメンバーに就任

ギラード・ギャンズ氏が、イタリアの3DプリンターメーカーのRobozeのアドバイザリーボードメンバーに就任する。ギャンズ氏は、2009年から大手3Dプリンターメーカーのストラタシスのグローバルフィールド・オペレーションズ担当副社長を務め、同社の海外マーケティングと事業開発を担当していた。ストラタシス入社前は、ドイツの大手ソフトウェアメーカーのSAPのイスラエル担当マネージングディレクターを務め、イスラエル市場での事業開発を担当していた。

ギャンズ氏のアドバイザリーボードメンバー就任により、Robozeの海外展開が加速する可能性があるとある関係者は予想している。

Robozeの創業者でCEOのアレッシオ・ロルーソ氏は、「我々のビジョンを実現し、マニュファクチャリングを市場へ近づけるために、我々は過去から学んで未来を構築しなければなりません。ギラードのアドバイザリーボードメンバー就任は、我々すべてにとって極めて有意義なことです」とコメントしている。

Robozeは2013年設立、イタリアのバーリに拠点を置く3Dプリンターメーカー。航空宇宙や自動車などの業界ユーザーを中心にユーザーを増やしている。RobozeのARGO500 3Dプリンターは、500mm X 500mm X 500mm の造形サイズを持つFDM方式の3Dプリンターで、PEEK、ULTEM、AM9085F、カーボンPAなどのエンジニアリングポリマーを素材に造形出来る。