アメリカの試作品・カスタムパーツ製造サービスビューローのプロトラブズの新CEOにロバート・ボドール氏が就任する。七年間CEOを務めてきたヴィッキー・ホルト氏の後任として、2021年3月1日付けで就任する。
ボドール氏は、プロトラブズの南北アメリカ地域担当副社長兼ジェネラルマネージャーを長らく務めてきた。2012年にプロトラブズに入社後、最高技術責任者、ビジネス開発担当リーダーなどを歴任してきた。
現CEOのヴィッキー・ホルト氏は、「ボドールはプロトラブズに入社以来、さまざまな役職でリーダーシップを発揮し、今日のプロトラブズの発展に大きく貢献してきました。特に2015年以降は当社最大の地域である南北アメリカ地域のビジネスを指揮し、在職中に2倍以上の増収を達成したほか、当社の3Dプリンティングと板金加工のサービス拡大にも貢献しました」とコメントしている。
プロトラブズはGEアディティブのマニュファクチャリング・パートナー・ネットワークの立上げメンバーの一社で、これまでにコンセプトレーザーのMlabシリーズなどのメタル3Dプリンターを25台導入している。プロトラブズはまた、メタル3Dプリンター以外にも、ポリマーを素材にした3Dプリンティングサービスも提供している。3Dプリンティングサービスに加え、CNCマシニング事業や射出成型事業も展開している。
プロトラブズは1999年設立。ミネソタ州メープルプレーンズに拠点を置くサービスビューロー。アメリカをはじめイギリス、ドイツ、日本でも事業を展開している。同社はニューヨーク株式市場に上場している。