アメリカの女性起業家のシェリー・ハンデル氏が、アディティブ・マニュファクチュラー・グリーン貿易協会(AMGTA)のエグゼクティブディレクターに就任した。
AMGTAは昨年11月に発足した非営利団体で、アディティブ・マニュファクチャリングにおける製造やプロセスのサステナビリティに関する課題を協議・解決することを目的にしている。ハンデル氏は、起業や非営利団体運営の経験を買われ、先月AMGTAのエグゼクティブディレクターに起用された。
ハンデル氏のエグゼクティブディレクター就任について、AMGTAのブライアン・ネフ会長は、「ハンデル氏の起業家精神と非営利団体運営の経験は、AMGTAを正しい道に導いてくれるでしょう。彼女がチームに参加してくれたことを非常に嬉しく思います。我々役員会のメンバーとともに、AMGTAの基盤を盤石なものにしてくれるのは間違いありません」とコメントしている。
ハンデル氏は、米ノースイースタン大学、バーモント大学などで経営学の学位を取得後、エナジー・ハーベスト社を共同創業し、同社のチーフ・オペレーション・オフィサーに就任した。エナジー・ハーベスト社は、ユーザーが歩くことでスマートフォンを充電するシステムなどを開発している。