アメリカ軍傘下の非営利団体のイン・Q・テルが、アメリカの3Dプリンターメーカーのマークフォージドに投資していたことがわかった。具体的な投資の規模や株式のバリュエーションなどの詳細については明らかにされていないが、相当額が投資されたものと見られている。
イン・Q・テルのフィールドテクノロジー・スタッフのクレイトン・ウィリアム氏は、「マークフォージドはアディティブ・マニュファクチャリングの世界のリーディング・イノベーターです。彼らとのパートナーシップを構築し、アメリカ軍をサポートするミッションを実現することにエキサイトしています」とコメントしている。
マークフォージドの創業者でCEOのグレッグ・マーク氏は、「イン・Q・テルとの関係を深化させ、アディティブ・マニュファクチャリングの限界を拡大させることを楽しみにしています。マークフォージドのマシンは、インテリジェント・コミュニティで働くすべてのひとのミッションを実現させ、より多くのパワーを与えると信じています」とコメントしている。
マークフォージドの3Dプリンターは、これまでにGoogle、Amazon、フォード、NASA、アメリカ空軍などに採用されている。同社は、IT業界大手マイクロソフトや、複数の日本企業が出資していることでも知られている。マークフォージドはマサチューセッツ工科大学出身のエンジニア、グレッグ・マーク氏が2013年に設立した。