スリーディーシステムズが2019年度第二四半期決算を発表

アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、2019年度第二四半期決算を発表した。それによると、同期間中の売上は1億5730万ドル(約166億7380万円)で、前年同期から11%減少した。同決算の発表を受け、ニューヨーク証券取引所で取引されている同社の株価は8.16ドルから6.88ドルへ下落した。

セグメント別の売上では、3Dプリンターの売上が9,375万ドル(約99億3750万円)で、前年同期から15.36%減少した。サービス関連の売上は6,351万ドル(約67億3206万円)で、前年同期から3.44%減少した。

GAAPベースの営業費用は9250万ドル(約98億500万円)で、前年同期から1.5%減少した。同期間末に同社が獲得したフリーキャッシュの総額は1億5040万ドル(約159億4240万円)となった。

決算の発表について、スリーディーシステムズのヴィオメッシュ・ジョシCEOは、「大企業を中心とした顧客の注文パターンにより、今期は向かい風に直面しています。一方で、コスト構造における我々の前進について安堵しています。今年後半におけるさらなるコスト削減に意識を集中していきます」とコメントしている。