3DハブズがシリーズC投資で1800万ドルを調達

世界中の3Dプリンターをネットワークしているオランダのスタートアップ企業の3Dハブズが、シリーズC投資で1800万ドル(約19億8000万円)を調達した。これにより、3Dハブズが調達した資金の総額は3000万ドル(約33億円)となった。

出資したのはエンデイト・キャピタル、ハースト・ベンチャーズ、EQTベンチャーズ、ボルダートン・キャピタルなどのベンチャーキャピタル。ウルチメーカー創業者のエリック・ド・ブルーン氏や、ホテル予約サイト大手Booking.com創業者のアーサー・コステン氏も出資したという。

3Dハブズは、調達した資金を見積りシステムの自動化、デザイン検証システムの開発、グローバル・サプライヤーチェーンの構築、米国内拠点の設置などに投じるとしている。

今回の資金調達について、3Dハブズ創業者でCEOのブラム・ド・ツォート氏は、「今回の資金調達は、製造業のアウトソーシングをよりスマートでシンプルにするという我々の仕事をより強固にします。我々は非常に興奮しています」とコメントしている。

3Dハブズは2013年設立。もともとは世界中の3Dプリンターをネットワーク化し、3Dプリンターオーナーとユーザーをマッチングするシステムとして立ち上がった。同社はこれまでに200万点を超える部品を3Dプリンターで製造したとしている。