https://spacenews.com/rocket-startup-sees-big-future-in-military-launch/
ロサンゼルスに拠点を置くロケット開発ベンチャー企業のリラティビティ・スペースに、三人の業界ベテランが入社した。
入社したのはティム・ブッザ氏、ジョシュ・ブロスト氏、デヴィッド・ガイガー氏の三名。ティム・ブッザ氏は著名エンジニアで、ロケット開発のエキスパートとして知られている。ジョシュ・ブロスト氏はスペースXで9年間政府ビジネス担当副社長を務めた人物。デヴィッド・ガイガー氏も同じくスペースXで13年間勤務した。デヴィッド・ガイガー氏はリラティビティ・スペースのテランロケット開発担当副社長に就任する。
三人の入社についてリラティビティ・スペースのティム・エリスCEOは、「世界初の3Dプリントロケットを打ち上げるという我々の計画は、豊富な経験を持つチームによってさらに加速します。ティム、ジョシュ、デヴィッドはロケット業界のリーダーであり、彼らのチームへの参入により、リラティビティ・スペースの力がさらに増加するでしょう」とコメントしている。
なお、リラティビティ・スペースは、ロケット用部品の95%を3Dプリンターで製造していることで知られている。
リラティビティ・スペースは、別のロケットベンチャー企業のブルーオリジンとスペースX出身のティム・エリス氏とジョーダン・ヌーン氏が2016年に共同で立ち上げた。同社に対してはベンチャーキャピタルなどがこれまでに4,500万ドル(約47億円)を出資している。