https://www.tctmagazine.com/3d-printing-news/xerox-acquires-metal-3d-printing-vader-systems/
ゼロックスがスタートアップ企業のメタル3Dプリンターメーカーを買収した。今週開催されたゼロックスのインベスターズデーで明らかにした。
ゼロックスが買収したのはニューヨーク州バッファローに拠点を置くヴェイダー・システムズ。ヴェイダー・システムズは2013年設立、独自開発したマグネットOジェットテクノロジーをベースにしたリキッドメタル3Dプリンター「MK1」を開発している。なお、買収価格やヴェイダー・システムズのバリュエーションなどの買収の詳細については明らかにされていない。
MK1は昨年アメリカで開催されたRAPID+TCT展示会で展示され、話題を集めていた。
ヴェイダー・システムズの買収についてゼロックスは、「製造業のお客様は3Dプリンティング技術の活用に興味を示していますが、現時点では試作品製造の領域にとどまり、実際の製造での活用には至っておりません。ゼロックスは常にお客様に新たなバリューを提供することを目指しています。これまでに培ったデジタルプリンティング技術と経験をポリマーとメタル3Dプリンティング技術の領域で活用し、新たな機器、素材、サービス、デザインツールを市場に提供してまいります」と自社サイトでアナウンスしている。