https://www.basf.com/cn/en/company/about-us.html
ドイツの大手化学企業のBASFが、ベルギーの3Dプリンティング企業のマテリアライズに2,500万ドル(約27億5千万円)を投資する。両社は共同で3Dプリンティング用素材やソフトウェアの開発を行い、共通のオープンビジネスモデルのフレームワークを構築するとしている。
「我々二つの会社には、お互いに補完しあう部分が多くあります。今回のコラボレーションは、新たなビジネスチャンスを構築するためのよりよいポジションをもたらすでしょう。マテリアライズのインフラストラクチャーは素晴らしく、3Dプリンティングのセクターにおいて我々の強みをさらに引き出してくれるでしょう」とBASF 3Dプリンティングソルーションのヴォルカー・ハメス取締役はコメントしている。
また、マテリアライズのフリード・ヴァンクラエンCEOは、「このコラボレーションが、既存の3Dプリンティング市場の成長を加速させ、新たな事業領域で様々なニュービジネスをもたらしてくれると確信しています」とコメントしている。
BASFは1865年設立、従業員数11万1千人を抱える世界有数の巨大企業グループ。各種の化学製品に加え、プラスチック、エネルギー関連製品、医薬品などを製造している。
マテリアライズは1990年にウィルフレッド・ヴァンクラインが設立したベルギーで最初の3Dプリンティング・サービスビューロー。アディティブ・マニュファクチャリングの世界では老舗企業として知られている。