http://www.3ders.org/articles/20180530-intamsys-raises-series-a-funding-to-advance-high-performance-functional-materials-3d-printing-solutions.html
上海に拠点を置く中国の3DプリンターメーカーのINTAMSYSが、シリーズA投資での資金調達に成功した。調達金額やバリュエーションなどの詳細は明らかにされていないが、中国のベンチャーキャピタルのCWBキャピタル、ブリザン・キャピタルなどが投資したという。
INTAMSYSに投資したCWBキャピタルの共同創業者で世界最大のドローンメーカーのDJI会長のリー・ゼシヤン氏は、「インダストリー4.0の時代を迎え、INTAMSYSの3Dプリンティング業界におけるポジション、特にPEEK3Dプリンティング業界におけるポジションは特筆すべきものです。これからも業界にハイパフォーマンスなアディティブ・マニュファクチャリング・ソルーションを提供してゆくでしょう」とコメントしている。
シリーズA投資での資金調達を成功させたことについて、INTAMSYSのチャールズ・ハンCEOは、「今回の資金調達は、顧客へアプリケーションベースのイノベーションを提供し、3Dプリンティングのマスカスタマイゼーションとデジタルサプライチェーンのインテグレートを可能にさせるでしょう」とコメントしている。
INTAMSYSの3DプリンターはPEEK、ULTEMTM9085、PPSU、PSU、カーボンファイバー、ナイロンなどのハイパフォーマンス・エンジニアリングポリマーを素材に、高品質の3Dプリンティングを提供している。