https://www.tctmagazine.com/3d-printing-news/metalysis-co-develop-aluminium-scandium-alloy/
イギリスのメタル3Dプリンター用素材メーカーのメタリシスが、1,200万ポンド(約18憶円)の資金調達に成功した。調達した資金は、同社のジェネレーション4シリーズプロジェクトに投じられる。
同社へ出資したのはウッドフォード・インベストメント・マネジメント、ドレーパー・エスプリ・PLC、ETFパートナーズ、インターゴー・トレジャリー、ハーキュルズ・キャピタルなどのベンチャーキャピタル。出資比率や投資のバリュエーションなどの詳細は明らかにされていない。
今回の資金調達についてメタリシスのディオン・ヴォーガンCEOは、「メタリシスが新たな投資家からの投資の機会を得られたことを嬉しく思います。この資金調達により、現在開発中の各種のメタルパウダー製品のロールアウトを加速する事ができます」とコメントしている。
メタリシスはイギリス・南ヨークシャーに拠点を置く、ケンブリッジ大学発のベンチャー企業。主にハイエンドメタル3Dプリンターで使われるアディティブ・マニュファクチャリング用メタルパウダーを製造している。同社が開発しているアルミニウム・スカンジウム合金パウダーは、軽量で高強度のパーツ製造などに使われている。