https://3dprintingindustry.com/news/stratasys-f123-3d-printer-series-technical-specs-pricing-105228/
アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが2017年度決算を発表した。発表によると、2017年度の売上は6億6,840万ドル(約702憶円)で、2016年度の6憶7,250万ドル(約706憶円)から微減となった。GAAPベースでの収支は4,040万ドル(約42憶4,200万円)の赤字で、2016年度の7,760万ドル(約81憶4,800万円)の赤字から改善した。
2017年度第四四半期の売上は1憶7,930万ドル(約188憶2,650万円)で、前年同期の1憶7,530万ドル(約184憶円)から微増となった。第四四半期の1株当たりの損失は19セントとなった。
決算の発表を受け、ニューヨーク証券取引所で取引されている同社株式の株価は20%近く下落した。
部門別売上では、カスタマーサポートの売上が対前年比で7%と高い伸び率を示した。また、3Dプリンターそのものの売上も対前年比で3%増加した。
決算についてストラタシスのイラン・レビンCEOは、同社がリリースしたH2000シリーズの売上が2017年度第四四半期の売上に大きく貢献したとしている。H2000シリーズはボーイング、フォードなどの大手企業に採用されている。
ストラタシスでは今年2018年度の売上を6億7千万ドル(約703憶5千万円)から7憶ド(約735憶円)程度と見込んでいる。