ビッグレップがBASFと戦略的業務提携契約を締結 https://robosavvy.com/store/bigrep-one.html

ドイツの大型デスクトップ3Dプリンターメーカーのビッグレップが、ドイツの大手化学メーカーのBASFと戦略的業務提携契約を締結した。両社は共同で産業用アプリケーションのための3Dプリンティングソルーションを開発するとしている。

業務提携には素材の共同開発や、産業ユーザーの個別ニーズに応じた3Dプリンターのカスタム製造なども含まれているという。また、BASFは3Dプリンティングの領域へのコミットメントを強化するため、ビッグレップに一部出資するとしている。

「ビッグレップの3Dプリンターを活用し、ユーザーに最も革新的な3Dプリンティングソルーションを提供するよう努力します。BASFの産業用素材とともにユーザーを次のレベルへ移行させられるでしょう」とビッグレップのルネ・グルカCEOはコメントしている。

ビッグレップは2014年設立。これまでに造形サイズ最大100 X 100 X 100 cmの大型FDM3Dプリンター「ビッグレップ・ONE」を開発、世界中の産業ユーザーを中心に販売してきている。

BASFはドイツ・ルートヴィヒスハーフェンに拠点を置く世界最大の総合化学メーカー。150年の社歴を有し、従業員数11万1千人を超える世界有数の巨大企業。