https://www.kickstarter.com/projects/1238702276/robo-c2-and-robo-r2-smart-3d-printers
カリフォルニア州サンディエゴに拠点を置く3Dプリンターメーカーのロボが、アジア市場への展開を拡大する。対象となるのは香港、シンガポール、マレーシア、中国の四か国・地域。なお、対象には日本は含まれていない。
ロボによると、今回の計画はロボが策定した50か国を対象としたグローバルキャンペーンの一環。アジアにおけるロボの販売パートナーのシアン・エリート・ロボティクスとパートナーシップを組み営業を強化する。
ロボはアジア市場への展開を拡大する事で、2018年の年間売上の20%をアジア地区から得たいとしている。ロボの3Dプリンターは現在、主にアメリカとオーストラリアの市場を中心に販売されている。同社の3Dプリンター「Rシリーズ」「Cシリーズ」は、いずれもコンパクトなデスクトップ3Dプリンターで、個人ユーザーを中心に利用が広がっている。
ロボは2012年設立。開発した最初の3Dプリンターのキックスターターキャンペーン大ヒットし、65万ドルの資金調達に成功した。その後ロボはオーストラリアの企業に買収され、2016年12月にオーストラリア証券取引上にIPOした。IPOにより、ロボは新たに600万オーストラリアドルの資金を獲得した。