https://www.engadget.com/2015/11/23/nexa3d-needs-your-cash-to-make-its-ultrafast-3d-printer/
台湾の3DプリンターメーカーのXYZプリンティングが、カリフォルニアのSLA3Dプリンター開発ベンチャー企業へ投資する。
投資を受けるのはカリフォルニア州ベンチュラに拠点を置くNexa3D。Nexa3Dは2014年設立、独自開発し特許取得したLSPc技術を使ったSLA3Dプリンターを開発している。同社のSLS3Dプリンターは、競合企業よりも高速で高品質の造形が出来るのが特徴。
投資の詳細な内容は明らかにされていないが、Nexa3DはXYZプリンティングから1,000万ドル(約11憶円)程度の出資を受ける模様。
Nexa3Dの買収について、XYZプリンティングのサイモン・シェンCEOは、「この包括的戦略提携は、手頃なインダストリアルグレードの3Dプリンターを世界的に普及させ、マーケットアクセスを加速する事になるでしょう」とコメントしている。
XYZプリンティングは自社のダ・ヴィンチブランドでNexa3DのSLS3Dプリンターを販売すると見られる。XYZプリンティングは来年後半頃より同プリンターの販売を開始する模様。
XYZプリンティングは最近ビジネス向け3Dプリンター製品を相次いでリリースし、法人ユーザーへのアプローチを強化している。