https://www.virtualroboticstoolkit.com/blog/2016/10/04/now-available-from-microsoft/
マイクロソフトが工業用3Dプリンターメーカーのマークフォージドに投資し、話題を集めている。マークフォージドへの投資は、同社初の3Dプリンター関連企業への投資と見られている。
マイクロソフトは系列の投資会社マイクロソフト・ベンチャーを通してマークフォージドへ出資した。出資の内容や持ち分などについては明らかにされていない。なお、マイクロソフト・ベンチャーはソフトウェア・アプリケーション開発企業やIT系企業へ多く投資しており、ハードウェア系スートアップ企業への投資は珍しい。
マイクロソフトによるマークフォージへの投資は、マイクロソフトが3Dプリンティング技術の将来性を高く評価している事の現れだとする声が少なくない。また、マイクロソフトは最近自社のドローイングソフトのペイントを3D対応にするなど、3Dプリンティングの領域へのシフトを進めつつある。
マークフォージドはマサチューセッツ工科大学出身のエンジニア、グレッグ・マーク氏が2013年に立ち上げた。同社の3Dプリンターは、特に自動車、航空宇宙、医療などの領域で広く使われている。これまでにGoogle、Amazon、フォード、NASA、アメリカ空軍などに採用されている。