パリにインキュベーションセンター、ステーションFがオープン https://venturebeat.com/2017/06/29/as-paris-mega-startup-campus-station-f-opens-its-doors-today-silicon-valley-has-gone-all-in/

パリにベンチャー企業のインキュベーションセンター、ステーションFがオープンした。

ステーションFは、著名投資家ザビエル・ニール氏率いるキマ・ベンチャーズなどの出資を受けたもので、マイクロソフト、Facebook、テックショップ、Amazonなどの企業の支援も受けている。

キマ・ベンチャーズはフォームラブズ、マターファブなどの3Dプリンター関連ベンチャー企業にも多く出資していることで知られている。

ステーションFでは、会員企業専用のマーケットプレイスが用意されるほか、ステーションFのパートナーによる26のスタートアップ支援プログラムが提供される。また、マイクロソフトはステーションFの会員企業に同社のAI(人工知能)技術を提供するという。

34,000平方メートルの広さの施設は24時間利用可能で、レストラン、カフェ、バーなども併設されている。また、600人が居住可能なアパートメントも来年オープンを予定していて、ステーションFの会員企業のスタッフなどが利用可能となる予定。

誕生間もないスタートアップ企業を支援・育成するインキュベーション施設が世界の主要都市で続々と開設されているが、ステーションFは世界最大規模のインキュベーションセンターとなる見込み。AI、ロボティクス、3Dプリンティングなどのテック系ベンチャー企業が誕生する事が今から期待されている。