アメリカの3Dプリンター製造大手スリーディーシステムズのCOOとCMOが辞任していたことがわかった。
辞任が明らかになったのはCOO(業務執行役員)マーク・ライト氏とCMO(流通担当役員)キャシー・ルイス氏。ライト氏は6月17日付け、ルイス氏は同10日付けで辞任した。
同社では今年4月に新CEOジョシ氏が就任してから役員の交代が続いている。今後はヒューレッド・パッカード出身のジョシ氏のリーダーシップのもと、業績改善に取り組んでゆくものと見られる。
同社の最大のライバル、ストラタシスにおいても今月CEOのライス氏が辞任を発表している。
工業用ハイエンド3Dプリンター市場へはHPが先日製品を投入し、新たなプレーヤーとして名乗りを上げている。スリーディーシステムズも引き続き厳しい経営環境でのかじ取りが強いられるものと見られる。