CADソフトメーカー大手のオートデスクが従業員の10%をレイオフする。
オートデスクによると「費用を削減し、組織をスリム化し、リソースを再分配する」のが目的で、リース費用なども削減するという。リストラクチャリングの報道を受け、NASDAQに上場している同社の株価は上昇した。
オートデスクは1982年設立。これまでに主要製品であるオートCADを始めとする一連のCADソフトを販売、業界リーダーとして市場を牽引してきた。最近は自社開発したオープンソースの3Dプリンター「スパーク」をリリースするなど、3Dプリンティング分野への進出が目立ってきていた。
同社はソフトウェアの販売モデルのライセンス方式からサブスクリプション方式への転換を進めており、今回のリストラクチャリングもその一環とされる。
リストラクチャリング計画の詳細は同社直近四半期決算とともに今月25日に開催される定時カンファレンスコールで発表される。