https://3dprint.com/227937/3d-printed-homeware-collection-for-cooper-hewitt-showcase/
ニューヨークの著名デザイナーが3Dプリンターでキッチンウェアを製造し、話題になっている。
製造したのはジョー・ドウセット氏。同氏がデザインしたボウル、ピッチャー、シルバーウェアなどは、すべて白と黒のシンプルなデザインが施されている。いずれもニューヨークにあるクーパー・ヒューイット・スミソニアン・デザインミュージアムに展示されている。
ドウセット氏は、「21世紀のダイニングを表現するために、自分の意識の中にある有限のリソースを使ってデザインした」とコメントしている。
いずれも二種類のポリマー素材をもとに作られ、ニューヨークに拠点を置く大手サービスビューロー・マーケットプレイスのシェイプウェイズでプリントされた。シェイプウェイズはまた、デザインミュージアムで行われるプリントデモンストレーションのための3Dプリンターも貸与するという。
ドウセット氏は、米経済紙フォーブスが「21世紀のデザイナーのための生きるブループリント」と称す人気デザイナー。同氏によると、同氏が3Dプリンターを使ってアートワークを作ったのは、今回が初のケースだという。
なお、ドウセット氏のキッチンウェアは、同デザインミュージアムにて来年4月まで展示される。