https://3dprint.com/189057/cucuyo-3d-printed-cafe/
米フロリダ州マイアミの美術館に3Dプリントカフェがオープンする。
Cucuyoと名付けられた3Dプリントカフェがオープンするのはマイアミのペレズ美術館。南フロリダの建設会社ベレンブラム・ブッシュ・アーキテクチャーと、オランダの建設3DプリンターメーカーのMX3Dのコラボレーションにより実現した。
Cucuyoは総重量700ポンド(約317.5㎏)のステンレスを素材に建設された。デザインは夜間にホタルを獲る幼少期の体験をイメージして作られたという。カフェそのものはフロントカウンター、バックカウンター、ドアの三つのパーツで構成されている。なお、Cucuyoとはスペイン語で「蛍」という意味。
Cucuyoを3DプリントしたMX3Dは、これまでにオランダのアムステルダム市内で橋を3Dプリンターで製造した事で知られている。同社は鉄やステンレスなどを素材にした建設用大型3Dプリンターを製造している。
Cucuyoは、現地時間の今月27日から営業を開始する。店の運営は地元のケータリング会社のスター・ケータリング・グループが行う。Cucuyoではコーヒーやサンドイッチなどが提供されるという。
ペレズ美術館はマイアミ北部のダッジアイランド近くにある美術館。ウォーターフロントのロケーションで、地元民の憩いの場となっている。