中国の3Dプリンターメーカーのスナップメーカーのキックスターターキャンペーンが、総額で2016万ドル(約30億2400万円)の資金を獲得したとして話題になっている。キックスターターで行われた3Dプリンターのキャンペーンとしては史上最大となった。
巨額の資金調達に成功したのはスナップメーカーの3Dプリンター「U13Dプリンター」のキックスターターキャンペーン。キャンペーンが終了した2025年9月30日までに世界中の2万206人のバッカーから総額2016万1265ドルの資金を調達した。なお、キックスターターでの販売価格は849ドル(約12万7350円)だった。
大手クラウドファンディングプラットフォームのキックスターターでは、これまでに数多くの3Dプリンターキャンペーンが実施され、巨額の資金調達を成功させてきた。その中でも2000万ドル(約30億円)を超える資金を集めたのは極めて異例と言える。
スナップメーカーは2016年設立の、中国・深センに拠点を置く3Dプリンターメーカー。これまでにFDM3Dプリンターを始めとする各種の3Dプリンターシリーズと、3Dプリンター、レーザーカッター、CNCマシンを統合したオールインワン型のファブリケーションシステムなどを開発、世界中に販売している。