オランダの3Dプリンターメーカーのウルチメーカーが、新型デスクトップ3Dプリンター「スケッチ・スプリント」シリーズをリリースした。「スケッチ・スプリント」シリーズは合併したアメリカのデスクトップ3Dプリンターメーカーのメーカーボット・インダスリーズのチームが開発したもので、高い造形性能とスピードを持つのが特徴。ウルチメーカーは、「スケッチ・スプリント」シリーズの教育現場での導入を勧めている。
「スケッチ・スプリント」シリーズの価格は、ヒートビルドプレート、メッシュレベリング、バイブレーションコントロール付きのベーシックモデルが2,399ドル(約35万9850円)からとなっている。
ウルチメーカーのマーケティング・エデュケーションマネージャーのアンドレア・ゼルメーニョ氏は、「10年以上に渡り、私たちは教育現場の関係者と共同でスケッチ・スプリントの開発を進めてきました。この3Dプリンターは生徒達に学ぶことの楽しさを教え、創造性に火を付け、クリティカルシンキングを向上させ、なによりも学習することでの自信を得る手助けをします。ひいては彼彼女らのキャリア構築の土台となるでしょう」とコメントしている。
ウルチメーカーによると、教育現場での安全性を確保するため、「スケッチ・スプリント」は安全性試験をクリアし、UL認証を取得しているという。