イタリアの3DプリンターメーカーのRobozeが、ペレット3Dプリンター「ARGO1000」をリリースする。Robozeによると、「ARGO1000」は世界最大クラスのペレット3Dプリンターで、一般的なフィラメント3Dプリンターの10倍のスピードで造形が可能としている。また、一般的なフィラメントにかかるコストを最大で60%程度削減できるとしている。
Robozeは、今月11月7日から10日までの日程でドイツのフランクフルトで開催されるFormnext2023で「ARGO1000」の展示デモンストレーションを行う。
プレスリリースでRobozeのアレッシオ・ロルッソCEOは、「ARGO1000のハイパーメルトテクノロジーは、従来型の3Dプリンティング方式よりも大型の造形を可能にさせ、フィラメントベースの3Dプリンターの最大10倍のスピードでのプリンティングを可能にさせます。ARGO1000は、3Dプリンティングの新しい時代の到来を告げるプリンターとなるでしょう」とコメントしている。
Robozeは2013年設立、イタリアのバーリに拠点を置く3Dプリンターメーカー。航空宇宙や自動車などの業界ユーザーを中心にユーザーを増やしている。