イギリスの3Dプリンティング・サービスビューローのデジタル・マニュファクチャリング・センターが、イギリスの機械メーカーのレニショーのメタル3Dプリンターを導入する。サービスビューローのデジタル・マニュファクチャリング・センターが新たに導入するのはレニショーのRenAM500Qメタル・パウダーベッド・フュージョン3Dプリンターで、2000平方メートルの新プロダクションセンターに設置される。
デジタル・マニュファクチャリング・センターのキエロン・サルターCEOは、「顧客にとっての最高のテクノロジーパートナーとなるためには、最先端のイノベーションを生み出すアディティブ・マニュファクチャリング技術で武装する必要があります。レニショーのRenAM500Qメタル・パウダーベッド・フュージョン3Dプリンターを選択したことは、それを実現するための手段です。製造コストも下がり、(レニショーがイギリス企業であることから)ローカルでの手厚いサポートも受けられます。我々のエンジニアもレニショーのチームと密接なコミュニケーションがとれ、さらなる学習と進化が期待できます」とコメントしている。
デジタル・マニュファクチャリング・センターは、航空宇宙や自動車などの産業セクターのユーザーに対し、メタル系およびポリマー系アディティブ・マニュファクチャリングサービスを提供している。
レニショーはイギリスを代表する機械メーカー。精密測定機器と医療機器の製造をメインとしているが、近年はメタル3Dプリンターなどのアディティブ・マニュファクチャリング関連機器の分野にも進出している。