ドイツの3Dプリンターメーカーのビッグレップが、新型大型3DプリンターSTUDIOG2シリーズをリリースした。現在デトロイトで開催中のRAPID+TCTで展示している。
前機種のSTUDIOシリーズのアップグレード版となるSTUDIOG2シリーズは、造形サイズ500 x 1000 x 500 mmを持つ大型3Dプリンター。一般的なポリマー系素材に加え、各種のエンジニアリングプラスチックなどの素材が利用できる。
STUDIOG2シリーズのリリースについて、ビッグレップのフランク・マランゲルCEOは、「北米でもっとも影響力のあるアディティブ・マニュファクチャリング関連イベントでSTUDIOG2シリーズを公開できることに興奮しています。STUDIOシリーズの既存ユーザーに加え、新規のユーザーもSTUDIOG2の新機能のベネフィットを得ていただけると思います」とコメントしている。
ビッグレップはドイツのベルリンに拠点を置く3Dプリンターメーカー。これまでに造形サイズ1立法メートルの大型3Dプリンター「ビッグレップ・ワン」シリーズをリリースし、主にヨーロッパとアメリカの産業ユーザーを中心に事業を拡大してきている。