オランダのシェフがコース料理にフード3Dプリンターを使用 https://www.cbsnews.com/news/restaurant-smink-dutch-chef-3d-printers-to-create-tasty-works-of-art/

オランダのシェフがコース料理にフード3Dプリンターを使用しているとして話題になっている。

オランダのジャン・スミンク氏は、自らのレストラン・スミンクで提供されるコース料理の盛り付けを3Dプリンターで行っている。素材にはアボカドのピューレ、ヘーゼルナッツ、ローストパンプキン、マッシュポテトなどが使われて、各種の皿を自由なデザインで彩っている。

「3Dプリンターは、手ではデザインできないような盛り付けをするために使っています。タコのデザインをアボカドでしたり、カレーソースを載せた「お皿」などを3Dプリンターで作っています」とスミンク氏はコメントしている。

3Dプリンターを料理に活用する取り組みは過去にも行われている。ミシュラン星シェフのパコ・ペレス氏やジョエル・カスタニエ氏も、スペインのナチュラルマシーンズが開発したフード3Dプリンター「Foodini」を使い、料理に活用している。しかし、いずれも一時的なもので、スミンク氏のように恒常的に使ってはいなかった。

来店客の似顔絵を3Dプリンターで描くことなども検討しているというスミンク氏は、テクノロジーとインスピレーションをミックスすることで、どんなことでも可能になるともコメントしている。