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米カリフォルニア州コスタメサに拠点を置く3Dプリンターメーカーのエアウルフ3Dが、大型FDM3Dプリンター「アディティブ・マニュファクチャリング・センターEVO22」をリリースした。
EVO22は前シリーズのEVOをベースに設計され、造形サイズを305 mm x 305 mm x 578mmに拡大した。二つのチェンバーヒーターとヒートベッドを内蔵し、ヒートベッドは最大160℃まで対応、エンジニアリングプラスチックなどの各種の高機能フィラメントに対応している。
また、ノズルの最大溶融温度は315℃。ノズルのサイズは標準で0.8mmだが、オプションで0.5mmまたは0.3mmを選択できる。フィラメントは通常のABSなどに加え、PC、PP、ナイロン、TPE、TPUなどが利用できる。なお、フィラメントのサイズは2.85mmとなっている。
EVO22の価格は11,995ドル(約131万5千円)。エアウルフ3Dまたは販売代理店から購入できる。エアウルフ3Dは、EVO22の出荷を9月から開始するとしている。
エアウルフ3Dは弁理士だったエリック・ウルフ氏が2011年に設立、Axiomシリーズなどのデスクトップ3Dプリンターをリリースしてきている。