https://newatlas.com/icon-new-story-3d-printed-homes/53781/#gallery
カリフォルニアの非営利団体のニュー・ストーリーが、低コスト建設3Dプリンターを開発したと発表した。発表によると、ニュー・ストーリーが開発した建設3Dプリンターは、四部屋の平屋住宅をわずか4千ドル(約42万円)のコストで建設できるという。
建設3Dプリンター「ヴォルカン」自体の価格は10万ドル(約1,050万円)。分解してトラックで輸送する事が出来る。ヴォルカンは600平方フィートから800平方フィート(約16.9坪から22.5坪)の大きさのキッチン・バスルーム付きの平屋住宅を1日で建設できるとしている。また、プリンターのオペレーションに必要な人員は2-4名としている。
ニュー・ストーリーでは、ヴォルカンを災害仮設住宅の建設に使用する事を想定しており、今後も建設3Dプリンターの研究開発を続けるとしている。
建設3Dプリンター開発プロジェクトは世界中で相次いで立ち上がっている。特にUAEの首都ドバイや中国では、これまでに建設3Dプリンターでオフィスビルディングや多数階集合住宅などが建設され、大きな話題になっている。今後はさらに建設3Dプリンターの活用が世界的に広まると、ある業界関係者は予想している。