https://3dprintingindustry.com/news/t3d-launch-kickstarter-for-mobile-powered-sla-3d-printer-121461/
キックスターターでスマホ連動型小型SLA3Dプリンターのキャンペーンが開始された。
キャンペーンを開始したのは台湾の3DプリンターメーカーのT3D。キャンペーン開始直後から169ドル(18,600円)のアーリーバードスペシャル価格での購入が相次ぎ、今日現在で262人のバッカーから58,118ドル(約639万円)の資金を集めている。なお、当初の調達目標金額は35,000ドル(約385万円)だった。現時点での価格は100mlの樹脂ボトル付で219ドル(約24,000円)となっている。
T3Dはスマホかタブレットが発する光を造形光源として利用する。スマホの場合、iOSとアンドロイドのいずれのスマホにも対応している。造形サイズは、スマホが76mm X 106mm X 85mm、タブレットが76mm X 160mm X 85 mm となっている。
T3Dはまた、独自開発したデイライト樹脂を素材として使用するため、光を遮断する必要がないのも特徴。暗室を利用する必要もない。
T3Dはは台湾科学技術大学のスピンアウト企業として設立された。T3Dは早くからプロトタイプを各国の展示会で公開し、3Dプリンターコミュニティの話題を集めていた。