KODAMAが99ドルの完成品3DプリンターObsidianをリリース https://obsidian.kodama3d.com/

サンフランシスコに拠点を置く3Dプリンター製造ベンチャー企業のKODAMAが、99ドル(約11,180円)の完成品3DプリンターObsidianをリリースする。

価格500ドル(約56,500円)以下の3Dプリンターはエントリーレベルとされ、3Dプリンター初心者をターゲットにした廉価製品のリリースが相次いでいる。今回リリースされるObsidianの価格が100ドルを切ったことで、エントリーレベルの3Dプリンターの価格競争が新たな次元に突入する。

Obsidianはプラグアンドプレイ対応で、スマートディスプレー、ヒートベッドを搭載している。50ミクロンの積層ピッチで、最大120mm X 120mm X 1200mmのサイズまで造形が可能。フィラメントは専用のObsidian PLAを使用する。

KODAMAは昨年、価格500ドル以下の3Dプリンター・レーザーエングレーバーのTrinusをリリースし、キックスターターで160万ドル(約1億8,000万円)を集める大ヒットキャンペーンとなった。Trinusは全世界80ヶ国の3,100人のバッカーへ無事出荷された。

Obsidianのキックスターターキャンペーンは来月開始される予定。キックスターターキャンペーンの開始に合わせ、KODAMAではObsidianのアーリーバードスペシャル版を49ドル(約5,500円)で提供するという。

キックスターターキャンペーンの正式な開始時期はKODAMAのニュースレターで告知される予定。KODAMAのニュースレターは専用申し込みページから申し込み出来る。