ニンジャボット、研究開発用3DプリンターNJB-200HTをリリース

国産プリンターメーカーの合同会社ニンジャボットが、樹脂等素材研究開発用3DプリンターNJB-200HTをリリースした。

今日3Dプリンターは試作品や治具等の部品製造に使われるケースが多いが、一方で3Dプリンターで使う樹脂やプラスチック等の素材をテストするために活用するケースが増えて来ている。

NJB-200HTは、特に素材メーカーからの「可変温度が高いと研究で扱える樹脂の種類や可能性が広がるため、できるだけ高い温度にまで対応できるようにしてほしい」との声から誕生したという。

また、低い温度で溶ける樹脂を使いたいという要望に応えるため、低温域は100℃を下回る80℃から稼働できるようにしている。NJB-200HTはノズル温度400℃~80℃ 成型テーブル150℃に対応することが可能。

NJB-200HTは、これまでに大手素材メーカー、各種研究開発機関等で採用されているという。

NJB-200HTの価格は365,000円(税別。