米国オークリッジ国立研究所、民間企業と共同で世界最大の3Dプリンター製造を計画

米国オークリッジ国立研究所が、イリノイ州の工作機器メーカーのIngersollと共同で世界最大の3Dプリンター製造を計画していると発表した。

WHAM (Wide and High Additive Manufacturing) 3Dプリンターと名付けられた3Dプリンターは7 x 3 x 14 mのビルドサイズを持つ巨大3Dプリンター。家や自動車の製造を前提に作られるという。一時間に最大で453㎏の素材を吐出する事が可能という。

計画では今後18ヶ月から24ヶ月で製造し、マスタープリントの商標で一般に販売されるという。

素材は主にカーボンファイバーを配合したABS混合素材が使われる。

オークリッジ国立研究所は先日、世界最大の3Dプリント造形物製造で世界記録を達成したばかり。同研究所による連日の大型3Dプリンター関連のニュースは、世界中の3Dプリンター業界関係者の関心を集めている。