メキシコの建設デザイン会社が、トウモロコシの搾りかすなどからリサイクル建設資材を製造しているとして話題になっている。メキシコの建設デザイン会社マニュファクチュラ(Manufactura)社は、トウモロコシの搾りかすに石灰岩の骨材などを混ぜ合わせたコンクリート状建設資材「コーンクリート」(CornCrete)を製造し、建設3Dプリンターで出力、住宅などを建設しているとしている。
建設3Dプリンターは、KUKA社のロボットアーム式建設3Dプリンターが使われている。
マニュファクチュラによると、「コーンクリート」製造時に排出される炭素ガスの量は、一般的なコンクリートよりも約70%程度少ないとしている。
「コーンクリート」は、すでに北イタリアのシャンバラ・オープンエア研究施設で実際に使用され、フルスケールのプロトタイプが建設されたという。
メキシコでは、建設作業員の慢性的な不足が問題となっている。特に高度な建設スキルを身に付けた作業員の不足が深刻化しており、国を挙げての対策が求められている。マニュファクチュラは、建設資材と建設3Dプリンターを同時に提供することで建設作業員の不足問題解決の一手段になるとしている。

