ニューヨークに拠点を置く建設3Dプリンターメーカーのブラックバッファロー3Dが連邦破産法第11条(チャプター11)を申請し、経営破綻した。
アメリカ現地メディアの報道によると、ブラックバッファロー3Dは現地時間の2025年12月24日にデラウェア州破産裁判所に破産申請書類を提出し、受理された。今までのところ債務の総額などは明らかにされていないが、現地メディアは債務総額は多くても1000万ドル(約15億5000万円)程度になると予想している。
ブラックバッファロー3Dは2020年設立の建設スタートアップ企業。造形サイズ最大1500平方フィート(約139.35平方メートル)の大型建設3Dプリンター「Nexcon建設3Dプリンター」を製造販売するとともに、みずから各種の建設プロジェクトに関与し、アメリカ各地で住宅やオフィスビルなどの建設を進めてきた。2023年9月にはサウジアラビアの大手コンクリートメーカーのサウジレディミックスコンクリートとMOU(了解覚書)を締結し、中東諸国で建設される3Dプリント住宅用コンクリートミックスの開発を行うなどしてきた。
連邦破産法第11条は再建型の企業破綻処理を規定した米連邦法。日本の民事再生法に相当し、旧経営陣が引き続き経営しながら負債の削減などの企業再建を行うことができるとされている。

