海外メディアがリブワークの3Dプリント住宅を報道

海外メディアが、日本の3Dプリント住宅メーカーのリブワークが建設した3Dプリント住宅を大きく報道している。

アメリカの建設専門ウェブメディア「デザインブーム」は、リブワークが熊本県山鹿市に建設した3Dプリント住宅について取り上げ、「土を主原料として作られた3Dプリント住宅は、リブワークの経営ビジョンである「未来の住宅」を実現するもので、コンクリートは一切使われていない。原料となったのは地元でとれた土とライム石、そして天然のファイバーだけである。自然界にふんだんに存在し、リニューアブルで、バイオデグレーダブルだ。その使命を終えた時、この3Dプリント住宅は自然に戻ってゆくのだ」と詳細に解説している。

同ウェブメディアはまた、リブワークの3Dプリント住宅が建設時のCO2排出量を従来の半分にしたことについても触れ、「ライフサイクル全般において、典型的な木造住宅よりもサステナブルである」としている。

リブワークは、1974年設立の熊本県山鹿市に本社を置く住宅メーカー。熊本県、福岡県、大分県などの北部九州を地盤とし、「暮らしを変える、世界を変える、未来をつくる」のスローガンのもと、「サステナブル&テクノロジーで住まいにイノベーションを起こす」というミッションの実現に向けて事業活動を行っている。