Amazonの事業ファンドが14ツリーズに資本参加

Amazon傘下の事業ファンドAmazonクライメイト・プレッジファンドが、建設3Dプリンティングベンチャー企業の14ツリーズへ資本参加するとして話題になっている。アメリカのメディアの報道によると、Amazonクライメイト・プレッジファンドは、14シリーズが実施しているA-1ラウンドの資金調達へ参加し、相当額を出資する。

Amazonによる資本参加を受けたことについて、14ツリーズのマネージングディレクターのフランソワーズ・ペロー氏は、「世界中に3Dプリント住宅、学校、コマーシャルビルディングを提供するという14ツリーズの事業計画にとっての大きなマイルストーンになります。Amazonのようなイノベーション、テクノロジー、サステナビリティのリーダーと一緒に仕事ができることを嬉しく思います。我々のテクノロジーを活用し、低炭素排出のハイパフォーマンスビルディングをさらに供給してゆきます」とコメントしている。

14ツリーズは2016年にフランスの大手セメントメーカーのラファージホルシムとイギリスの投資企業CDCグループのジョイントベンチャーとして誕生したベンチャー企業。これまでにケニアで52棟の3Dプリント住宅を建設するなど、建設3Dプリンティングの世界でプレゼンスを広めてきている。